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HollylandのLARK MAX 2が32ビットフロートとワイヤレスモニタリングに対応

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Hollylandは、LARK MAX 2に、要望の多かった32ビットフロート録音をワイヤレスマイクシステムに追加した。また、独自のオンイヤーワイヤレスモニタリングシステムとの互換性と、既存のカメラシステムとのより良い統合も実現している。

カメラマンが一人で撮影を行う場合、良い音声を録音するのは簡単ではない。Hollylandは、同社の最新システムにより、ワイヤレス音声録音をより扱いやすいものにしている。NAB2025で同社に話を聞いた。

Hollyland LARK MAX Mk II
LARK MAX 2. Source CineD

32ビットフロートレコーディング

LARK MAX 2システムは、32ビットフロートレコーディング機能により、十分なダイナミックレンジが得られ、クリッピングを心配する必要がなくなる。出演者が突然大きな声で話した場合でも、歪みなく対応できる。この録音は送信機内で行われる。音声は受信機にも送信され、カメラに送られる。

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Hollyland LARK MAX 2. Source CineD

ソニーホットシューアダプター

新しいホットシューアダプターはソニーカメラに対応しており、ホットシューアダプターを通して24ビット-48Kをカメラに直接送信する。つまり、オーディオレシーバーからカメラへのケーブルは必要ない。しかし、この方法では24ビット信号しか送信されないため、クリッピングが発生する可能性がある。この問題を回避するために、Hollylandではカメラの機種に応じた推奨入力レベルを提示している。また、トランスミッターで録音した32ビットの音声データを「マスター」として使用することもできる。

新しいワイヤレスモニタリングソリューション

Hollylandは、オーディオ録音中に周囲の音も聞く必要があることを認識している。同社の新しいワイヤレスオンイヤーモニターは、環境音も含めて録音を聞くためのソリューションを提供している。

このワイヤレスモニターは、カメラの音声をオーディオレシーバーにループバックすることも可能なので、カメラの音声をワイヤレスでモニターできる。つまり、ソニーのカメラと上記のソニーのホットシューアダプターを組み合わせれば、完全にワイヤレスのオーディオシステムが実現する。パッチケーブルもヘッドフォンケーブルも不要だ。

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Hollyland LARK MAX 2. Source CineD.

ワイヤレスモニターソリューションは、同社のスマートフォンアダプターにも対応する。 スマートフォンで録音したい場合は、Bluetooth経由でモニタリングできる。

長いバッテリー持続時間

バッテリー持続時間は初期バージョンよりも最大1時間長くなっており、1回の充電で最大11時間の動作時間を実現している。

Hollyland LARK MAX Mk II
Hollyland LARK MAX 2. Source CineD

価格と発売時期

Hollyland LARK MAX 2は2025年第2四半期の終わり頃に発売予定。価格は未定。詳細はHollylandのウェブサイトをご覧ください。

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